コーヒーへの憧れ
その香りに心ときめいた
子供の頃、コーヒーのいい香りに騙され苦い思いをした人は少なくないと思います。
チェルシーのコーヒー味の飴を想像し、さぞや美味しいと思ったことでしょう。
あの香りからあんな苦い味を子供が連想できるわけがない。
もはやトラウマ詐欺レベル!
砂糖なしには飲める飲料ではない。そんなコーヒーをお店で
「 ブラックで 」
って頼んだらカッコイ〜って、大人や、と思うのは僕だけでしょうか。
そんなコーヒーへの憧れとは対照的に最近気づいてしまった。
飲んだ後に気持ち悪くなるんです。
「この豆がね」とか「焙煎が」とか、うんちく語りたかった。
やっとここからが本題
コーヒーの健康への影響については、多くの研究が行われてきましたが、その結果は必ずしも一貫したものではありませんでした。
コーヒーは心臓に良い効果があるという研究もあれば、中には、逆に悪い影響があると言う研究もあったのです。
この矛盾はいったい何なのか?
コーヒーに含まれる「抗酸化物質」には、血管を若返らせ、心臓を健康に保つ働きがあります。一方、コーヒーのカフェインには、血管を収縮させ、血圧を上げる可能性があると考えられています。(※カフェインには、健康に良い働きもあります。)
カフェインの分解能力を決めるDNA
カフェインをすばやく分解できるDNAを持っている人では、コーヒーを1日1杯飲むことで、心筋梗塞のリスクが減少。2~3杯飲む人では、さらにリスクが減少することを突き止めたのです(50歳未満)。
逆に、カフェインの分解の遅いDNAを持つ人では、コーヒーを飲むことで、心臓に負担がかかってしまう可能性があることがわかったのです。(※どのくらいの人に悪影響があるかは、複数の研究があり議論が続いています。)
このように、一口に「○○が健康によい」といっても、人によって千差万別。ある人にとってはすごく体によいことが、ある人には真逆に働くこともあるのです。
なんとも残念な結果です。飲んでるうちに慣れてくるとかじゃないんですね、DNAが関係しているなんて。でも納得、カフェインレスにした方がよさそうですね。
では最後に一度カフェで何の知識もないのに
「エスプレッソください」
と注文した時の失敗談で閉めたいと思います。
なになになに?
なにこれ?
なんやこの小さいカップは!
えっ
苦っが
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